アドバイザー紹介
キャリア - 起業・独立

女性が女性を応援するサービス『moana』設立

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株式会社 moana

代表取締役社長 山口 利紗

フェリス女学院大学文学部卒業後、老舗総合宝飾店営業職を経て韓国・ソウルで生活。
韓国語、韓国文化に触れている内に、日本と近い文化を持っている隣国でも子どもの教育に関する考え方に違いがあることを感じ、教育分野への関心を抱く。
帰国後、モンテッソーリ教育、幼稚園・小学校受験準備を行う大手幼児教室に勤務。多くの子ども、家族と接するうちに自分は乳幼児期からアメリカと日本でモンテッソーリ教育を受けたことが土台となっていると感じ、「人間のいのち」「子どもの発達」をより深く学びたいと考え、マリア・モンテッソーリ教育研究所・国際モンテッソーリ乳児アシスタントコースに於いて、受胎から出産を含めた人生の最初の3年間の子どもについて研究。
同コース卒業時にA.M.I国際モンテッソーリインファントディプロマ取得。

幼児教室退職後、幼いころより共に過ごしてきた友人、江田素子と株式会社moana設立。
女性の抱える悩みを解決に導くためのインターネットサービス【moana】にて様々な経験を経て自分の専門分野を活かして活動する女性を【moanaアドバイザー】として取材、紹介するとともに、セミナー、イベント、講演会を開催。

起業・独立の経緯についてのほか、自身の専門分野である胎児期から幼児期にかけての子どもの身体的、精神的発達と子どもに対し大人がするべき援助をモンテッソーリ教育の視点から、アドバイスするinfant development adviserとしても活動。
妊娠期、子育て期の女性やその周りの大人向けに、妊娠の過程、胎児期や誕生後の子どもの発達について正しい知識、出産後の子どもの発達に合わせたそれぞれの家庭や施設でできる環境設定や子どもへの提供をアドバイスしている。

起業の経緯と活動内容について聞かせてください

アドバイザー画像その 2

子どもの発達について専門的に学び、モンテッソーリ教育乳幼児教師の国際資格を取得した後、どのように活動をするべきか悩みました。
当時、大手の幼児教室に勤務しながら子どもやその家族と接し、モンテッソーリクラスの運営や幼稚園受験、小学校受験のお手伝いをしていました。子どもにとって大切な季節の移り変わりを学ぶことができ、発達を段階的に援助するクラス構成となっていましたが、生徒のご家庭では、教室での教育内容を家庭でどのように取り入れたら良いのか迷っていたり、教室に通っていることで満足してしまうケースも少なくありませんでした。
その様な事に対し、できることならば根本的な部分である、子どものいのちはどのようにして母親のお腹で発達していくのかということや、産まれた後、人生最初の人間関係の土台となる家族のコミュニケーションの重要性に着目してもらいたいと思いました。家庭での時間、子どもをとりまく家庭環境は、想像以上にその子どもの発達、成長に影響することを知ってもらえれば、より良い援助ができるのでは、と感じていました。
教師として教室で子どもの発達の援助をする仕事にとてもやりがいを感じていましたが、私は子ども自身の発達に影響を与える大人たちに正しくて新鮮な情報を発信していきたいと考えるようになり、独立を決意しました。


独立を考えたとき、すでに自分の専門を活かして活動している女性はどのように道を切り開いているのだろうか、という疑問を抱きました。その頃やはりライフスタイルに変化が起きていた共同経営者の江田と共に、転換期を迎える女性に向けたサービスを自分たちで作ることはできないか、と考えるようになりました。
私たちは小学校入学前に出会い、高校を卒業するまで共に学校生活を過ごしてきました。
育った環境の影響からも似ている感覚を持っているのですが大学生、社会人生活は違う経験を重ねていましたので、それぞれ新しい環境で新しい価値観を抱くようになり、常に彼女から刺激を受けていました。一緒に活動することは二人のこれまでの経験をプラスして、自分のフレームを超えてより世界が広がると思い二人でmoanaを立ち上げました。


会社設立に関しては二人とも素人でしたので、起業に関してさまざまな情報を集め相談を重ねながら、メインサイトmoanaを作成することを並行作業で行い、多くの方のお力をお借りして会社としてスタートすることができました。


moanaには幅広い分野の女性がmoanaアドバイザーとして紹介されています。人を介しての紹介でご縁が生まれる方、私たちがお話を伺いたいと感じ取材させていただいた方、ご自分でご連絡くださる方、さまざまですが、どの方もみなさんしなやかに輝きながら現在の活動をなさっていて、これまでの経験の積み重ね、またこれからの活動の積み重ねで夢や目標に向かって進み続けている様子に毎回感動します。
取材させていただくことが決まると、取材当日までにその方の活動内容や経緯をお伺いし、取材に備えます。基本的には直接私たちでお会いし、インタビューと女性カメラマンによる撮影を行いますが、遠方の方にはメールによるやり取りで取材を行い記事を作成することもあります。
その後インタビュー内容を私たちで記事にし、moanaページに掲載しています。
moanaではこのページをご覧になった女性の方から、相談フォームを通して質問を受け付け、悩みを買行けるに導く無料サービスも展開しています。

また、サイト運営のほか、イベントやセミナーを企画・開催しています。
内容は、moanaアドバイザーの方によるイベントのほか、リクエストを頂いた内容や私たちが興味を抱いた内容などで、具体的には、起業について、財務・税務・法務関係について、個人事業にSNSをどのように役立てるのか、といった勉強会や料理教室、講演会、小さな子ども向けの演奏会、日本文化の体験イベントなどをこれまで開催してきました。

仕事の楽しさ、やりがいについてお聞かせください

moanaの取材では事前に伺う情報とインタビューで伺った内容を基に記事を作成するのですが、当日のお話の内容を改めて読み直したり、録音を聞くことでその方の情報がより膨らみ、深く理解でき、時間のかかる作業ではありますがとても充実感があります。また、私たちはサイトの管理も自分で行っていますので、出来上がった記事が公開されたとき、とてもやりがいを感じます。ここまでの道のりは私たち2人だけでなく、アドバイザーの方、またその方を紹介して下さった方や取材当日同行して下さるフォトグラファーなど様々な方の力が合わさって無事に記事が公開されるので喜びと安心の気持ちで満たされます。また、アドバイザーの方が公開後、活動を広げて記事を更新する、というのも幸せを感じる作業です。
そして、掲載後の記事をネット検索などから閲覧していただき、相談を受けたときにはそのご縁にとても感謝する瞬間でもあります。少しでも悩みの解決の力になれれば、と思い掲載している記事なので、これからも、それまでご縁の無かった方の目に留まり解決のお手伝いができると嬉しいです。

仕事の楽しさは日々感じることができます。江田とは幼いころから親しい関係なので、意見を思いのまま伝えることもできますし、相手の意見を素直に聞くことも、心の中を察することもでき、2人での業務は非常に充実しています。たくさんの素晴らしい方との出会いによって、私たちの世界も急速に広がっている実感があります。私の専門に関しても、業務を通しても知識を深めることができるので、moanaの世界にとても感謝しています。

起業することは昔から考えていましたか

アドバイザー画像その 3

以前より、30代になったら自分でできることを試してみたい、という思いを抱いていました。
20代はそのための土台作りとして勉強と経験を重ねていく時間で、30代前半でどのように活かすのか模索しながら世界を広げ、その後、その時の状況に応じて成長していきたいと考えていました。
ただこれは、いつどのように何をする、と綿密に決まっていなくてその時々の出会いによって道は伸びていくのだろう、という漠然としたイメージでした。
私にとっては、29歳の時に突然父を亡くしたことが転機になりました。
会社経営をしていた父の死により、私たち家族は周囲の方々から功績や仕事を通じて得た人脈などを聞く機会が続き、父の生前の充実した人とのつながりに感銘を受けました。常々、父が人とのつながりを築いたのは一瞬の事ではなく、長い年月、さまざまな経験が積み重なってのことであるのは家族として感じていました。そして、女性である私に出来ることは何だろうと考え、自分の専門分野を極め、人の役に立ち、共存できる仕組みを生み出したいという思いが強まりました。
そんな時、偶然会話の中で幼いころから身近にいた江田素子も30代になったことを機に独立しようと計画していたことを知り、自分でできることを試すチャンスだと感じ、共同で起業することにしました。

企業に勤めていた頃と現在の働き方では何が一番違いますか

企業に勤めているということは、その企業の進むべき方向、利益に向けて意識して働くことが大切です。周囲の人との協力や自分の努力などたくさんの力を集結させるパワーと達成感をメリハリのある時間の中で感じる毎日だと思います。
独立したいまは、勤務時間や勤務体制を自分でコントロールするので、柔軟に動ける反面、厳しく律する意識が欠かせません。日常の業務は主に平日に江田とのミーティングや他の方とのミーティングを行い、その他の時間は自宅や外出先でサイトの管理、業務の計画、専門分野に関する勉強などを行っています。
家庭の事情などで江田と直接会って話せないことがあっても、些細な日常などもこまめにコミュニケーションをとるようにして、お互いの思っていることなどをシェアできるよう心がけています。
企業に勤めていた時には、もちろん勤務時間外も仕事の事を考えたり業務をすることもありましたが、オンとオフのスイッチがはっきり切り替わっていたと感じます。
いまは、スイッチを切ることはなく、常にオンの状態なので、自分の時間は全てmoanaの時間でもあると思います。完全にプライベートの時間であっても、入ってくる情報を常にキャッチして刺激を受けていたいし、取り込める体制でいたいと考えています。
なので、一番の違いは、自由に使える時間の使い方でも、勤務時間に合わせて頂いていたお金の使い方でもなく、意識の違いだと思います。

将来の夢や目標を聞かせてください

moanaの業務はとても柔軟ですので、今後私たちがどのような方向に道を見つけ世界を広げるのか、私にもわからないのですが、これまで生きてきた経験や出会いを大切に時間を積み重ねて前進していきたいと思っています。
そのことで私たち同様、moanaによって世界が広がる女性が増えるよう活動していきたいです。
また、moanaがあるからこそ、私の子どもの発達についての専門も深められるので、こちらについてもマリア・モンテッソーリが伝えてきた医学的、科学的にも信頼できる子どもの発達の情報を発信していきたいと思います。私にできることは、早期英才教育のために取り入れられるモンテッソーリ教育ではなく、それぞれの子どもによって違う、その子どものための援助を一緒に考え、少しずつ様々な事を達成、獲得する経験を積み重ねて自立できるお手伝いをすることだと思うので、可能性のあることは積極的に実行していきたいと思っています。

  • 紹介画像1
  • 紹介画像2
  • 紹介画像3

株式会社 moana

スタイル

オフィス/フリーランス

ホームページ・ブログ http://www.moana2.com
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株式会社 moana

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moanaではしなやかにライフスタイルを送っているアドバイザーの方々を募集しています。
自分の専門分野を活かして活動されている方、特定の分野に詳しい方など、分野、資格は問いません。
ご興味のある方はお問合せください。
(info@moana2.com)


また、【moana】妊娠・出産・育児アドバイザーとしても活動しています。
http://www.moana2.com/adviser/pregnancy_childbirth_childcare/adviser_yamaguchi/
胎児期の子どもの発達と家庭での過ごし方、子どものためのモビールやおもちゃの制作、乳幼児の発達に合わせた環境設定、遊び、生活のアドバイスなど、家庭、施設問わずご相談をお受けいたします。
月齢だけでなく、それぞれの子どものペースに合わせてアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。
講演、セミナー、勉強会も開催いたしますのでリクエストございましたらご連絡ください。
(info@moana2.com)

  • 紹介画像(大)その1
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