アドバイザー Q&A詳細

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カテゴリー :妊娠・出産・育児 - 育児
アドバイザー:山口 利紗

胎児が産まれてくるために準備していることと言うのはどのような事なのですか

胎児は妊娠7か月に入ると、いつ母体の外に出ても生きていけるように7つの準備を整えます。
1、外界にある病原菌やウィルスに負けないよう、母胎から抗体を集める。
2、外の世界に出てからしばらくの間、唯一の栄養源となる母乳には赤血球と作るために必要な鉄分が不足するので、鉄分を体内に蓄える。
3、身体を回転させて位置を変え、頭を下にして産道の方へ向かう。
4、皮下脂肪を充分につけ、一定の温度が保たれている子宮から出ても対応できるようにする。
5、睡眠パターンを母親の感じている太陽リズムに同調するようになり、昼夜のある時間に対応できるようにする。
6、脳から全身に伸びている神経回路が情報漏れを起こさないよう脂肪でコーティングするミエリン化を口元まで進め、泣く・吸う・飲み込む、という生きる上で最初に必要な運動ができるようにしておく。
7、記憶・触覚・味覚・臭覚・運動・聴覚・明るさ、について感受性が強まる敏感期に入る。

ということなのですが、これらの準備をしていくうちに胎児は大きく動き、子宮も大きくなるので母親は出産が近づき子どもを受け入れる覚悟をするようになるので、「胎児からの7つの手紙」と表現されることもあります。

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