アドバイザー Q&A詳細

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カテゴリー :妊娠・出産・育児 - 育児
アドバイザー:山口 利紗

家庭でも取り入れられるモンテッソーリ教育はありますか。

家庭で子どもと接する時間すべてにとりいれることができます。

胎児期にはできるだけ多く話しかけて周りの人の声を聞かせてあげることで発達を促せます。生後もたくさん話しかけ、さまざまな感覚を刺激してあげてください。充分に身体を動かすことを妨げない環境を設定し、発達段階に応じて体験を増やしてあげてください。複数の感覚器官を刺激することの繰り返しで子どもは経験を吸収し獲得していく、ということを意識すると良いと思います。子どもの脳を刺激するのは、自発的な行動、感覚器官を刺激しながらの繰り返しと直接的なコミュニケーションです。なので胎児期やお話しする前の段階でも語りかけもとても大切です。

座れるようになってからは食事や身支度など身の回りのことを体験するうちに、日常生活に参加できるようになっていきます。常に選択肢を与えつつ、最後まで見守っていてあげてください。食事の準備や片付け、掃除など大人を模範として興味を持てば、危険のないよう参加させてあげられます。

また、手の発達に合わせて筆記用具を変えたり、粘土や楽器を用意したり、音やリズムを楽しんだりもできます。歌や語りかけ、本を読むなど、母親だけでなく周囲の誰でも子育てに参加でき、モンテッソーリ教育の方法を取り入れられます。

むずかしく「教具をつくらなくては」「おもちゃを買わなくては」、と考えなくてもモンテッソーリの理念を通して子どもと接することができます。
子どもとの関わり方、モンテッソーリ教育の取り入れ方、具体的に教具を作りたい、おもちゃを買いたい、というご相談があれば、お子様の発達段階をお聞きして提案することができますので、ご連絡ください。

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