アドバイザー紹介
妊娠・出産・育児 - 妊娠・出産・育児

子育てサロン『スイートルーム代官山』運営

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スイートルーム代官山

鈴木 奈央子

1974年生まれ、埼玉県出身

平成8年(旧)国立国際医療センター附属看護学校卒業
平成8年 国立がんセンター中央病院入職。看護師として勤務
平成12年 「世界青年の船」事業に看護管理要員として乗船
平成14年 国立がんセンター中央病院退職
平成14年〜15年 ワーキングホリディビザを利用しカナダ滞在
平成15年 国立がんセンター中央病院入職。治験コーディネーターとして勤務
平成17年 国立がんセンター中央病院退職。退職後、看護師アルバイトで様々な看護の場を経験
平成18年 北里大学病院 東洋医学総合研究所に入職
平成20年 北里大学病院 東洋医学総合研究所退職。
平成23年 スイートルーム代官山をオープン

現在の活動内容を教えてください

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スイートルーム代官山にはスペースが2つありまして、ひとつはレッスンスタジオで、もうひとつは親子でゆったり過ごせるラウンジとなっております。
レッスンスタジオでは妊娠中の方から、産後間もない方、子どもが少し大きくなった方までにご参加いただけるようなレッスンを開催しています。また、レッスンだけでなく親子で楽しめるイベントも開催しています。ラウンジはお母さんがお子様と一緒にゆっくりできるようなスペースを提供してお友達同士でおしゃべりしたり、のんびりしたりできるような空間となっております。


親子で楽しめるイベントでこれまで企画したものは、カメラマンにお願いしてカメラ構図などの講習会を開き、母子ショットの練習などを習いました。また、モデルの日登美さんの自然育児についての座談会、子どもも手伝いながらのドライフラワーアレンジメントのリース作りなどです。どのイベントもお母さんと同じ空間にいて子どもが自由にしているなかで一緒に参加するようになっています。


今後の予定としては、ヘアカットのイベント、夏は木工教室のような教室で踏み台を親子で作ろう、シャボン玉をとばしてそこで遊ぶ子供を写真で撮ろう、お父さんも参加できるイベント、ライブなども企画、開催したいと思っています。

スイートルーム代官山開店までの経緯をお聞かせください

私は、看護師として病院に勤務していたのですが、出産を機に退職いたしました。その頃、遠い将来カフェをオープンしたいと思っていて、方向転換するにはいい機会と思ったためです。出産後に、赤ちゃんを連れて外出できるようになったとき初めて、子連れで外出することの大変さを痛感しました。そもそも気軽に入れるお店が近所に少なかったこと、お店に入れたとしても赤ちゃんが泣いたらどうしようか、オムツはどこで替えようかと落ち着かない気持で過ごすことが多く、外出してもぐったりしてしまうことが多かったのです。また、子育ては一人ではできないことも痛感いたしました。地域に協力体制が必要なこと、同じような状況のお友達が心の支えになることも知りました。自分の周囲にそんな場所がないことから、小さな子どもを一緒に連れていける親子カフェをひらこうと思い、自分の足でさまざまなお店を回ったり、インターネットで情報収集をいたしました。
それまで子どもがいない生活では気付かなかったのですが、小さい子ども、特に乳幼児を連れて入って安心してくつろぐことができるお店というのは親子カフェでも身近にありませんでした。
また、カフェを経営するとなると私の場合、飲食店勤務の経験がなかったため、飲食店を立ち上げるのは難しいと思い、ほかの方法はないかと考え始めました。


子どもが1歳になり保育園に入ることができたので、子ども連れの人たちが一体どのような事に困っているのかを知るために子ども向けの有料休憩室でアルバイトを始めました。
そちらで1年ほど働いた後、親子向けのイベント開催を今後していきたいと考え友人と一緒に行政のスペースを利用して小児科の先生によるセミナーやプロのカメラマンの方によるカメラ講習などを企画していきました。
そのような経験をしていくなかで、親子カフェではなく、親子がくつろぐことができ、親子で楽しるイベントも開催できるラウンジを開こうと決意いたしました。子連れで安心して入れるところ、ほっとできる場所、お友達作りのきっかけになる場所はどんなものか、また自分でできる範囲で無理なく継続できるやり方はどんな方法か、を模索し、スイートルーム代官山ができました。


物件は2010年の6月から本格的に探し始めました。店舗専門の不動産業者、地元の不動産業者、インターネットなど、様々な物件を当たり、10月に現在の物件に出会うことができました。こちらの物件はビルの奥まった1階で、庭もあり、ラウンジ部分、スタジオ部分の両方が同時に借りることができるなど、小さな子どもを連れて来るには良い立地でした。
契約後には内装の打ち合わせ、機材や備品の調整をしながらレッスンをお願いする講師選びをいたしました。
講師選びは私自身がレッスンに参加してみてレッスン内容や講師に魅力を感じた方に、スイートルーム代官山をオープンさせる話しをして協力していただけるよう打診しました。
内装に関しては子どもを持つお母さんのための場所としたいと思ったので、お母さんがくつろげる=子どもが安全に過ごせる場所ということを念頭に置きました。また、授乳、おむつ交換のスペースは別部屋にしてゆったりとくつろげるようにしたいと考えて業者と話し合いを重ねました。

どのようにしてイベントを企画しているのですか

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私が開催したいイベントがあった場合、そのイベントが実現可能な内容なのかその専門分野の方に相談し、出来るようであればお願いして話しを進めていくこともありますし、スイートルーム代官山を開くことが決まった段階から、多くの方にそのことをお話していましたので、自然と周囲から様々なイベントの提案を受けることもあります。
その他にはスイートルーム代官山のホームページやブログからご連絡をいただき提案していただくこともあります。
双方の思いが合えば、より良い企画が生まれると考えていますので、可能性のあることは直接お会いしてお話を進めることにしています。
また、スイートルーム代官山にいらっしゃるお母さんからイベントやレッスン内容に関してのリクエストをいただくこともあります。

自分の経験も含め、子どもをもつ女性の悩んでいる事や要望、女性を見て気付いた事はありますか

私の体験ですが、妊娠中のことよりも、出産後にどのように時間が流れていくのかなど事前に知らないことがとても多かったように思います。実際は聞いたりして想像していたよりも育児は大変で、日々の忙しさに追われてしまうため、その大変さを分かち合える友達も後からでは作ることができませんでした。
妊娠中に、出産後の母親の様子や子どもがどのように育っていくのかを見ながら知ることができ、近い妊娠周期の女性と知り合い、その友達と産後にも連絡を取り合える関係を築くことができたら、と思いました。
出産後、いざ子連れで外出しようと思っても、どこに行ってよいのか分からなく、いつも同じコースをお散歩して帰ってきてしまう、今日も誰とも話さなかった、という日々の繰り返しとなってしまうこともあるので、お友達と食べ物を持ち寄って気兼ねなく話せるスペースの必要性を感じました。


このような体験をもとに現在、スイートルーム代官山を運営しているのですが、多くのお母さんたちは自分の子どもにお行儀よく過ごしてほしい、と願っているように思います。
しかし、子どもですので散らかしても、汚しても良いし、子ども同士で物を取り合うこともコミュニケーションの良い経験となりますのであってよいことだと思います。その様子を母親たちが力を抜いて見守れるようになってほしいと願っています。
まわりに迷惑をかけたくないという気持ちもあるのだともいますが、もう少し、子どもに対して放任する気持ちを持っても良いのかもしれません。

将来の夢、目標をお聞かせください

スイートルーム代官山を軌道に乗せて、継続していくことが目標です。
3~5年の間に、スイートルーム代官山に来れば、産前産後の情報交換や友達を作ることができると近隣の方々にもっと知っていただくことができればと思っております。


今は私ひとりで運営しているので、軌道に乗ったらスタッフを増やすなどスタイルを変え、その時の生活に合った働き方を展開して子どもとの時間も大切にしながらバランスを取っていきたいと思っています。
子どものいる今、私自身、以前に比べて働き方に対する考え方も変わったように思います。子どものいる家庭生活が中心となりながら、自分で進めていく仕事も大切にしていきたいと考えています。

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スイートルーム代官山

スタイル

子育てサロン

ホームページ・ブログ http://sr-d.jp/
詳細

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子育てサロン「スイートルーム代官山」

〒150-0033
東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B棟102/103
03-6416-0443
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ブログ:http://sr-d.cocolog-nifty.com/

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赤ちゃんが泣いても遠慮する必要ない空間。子育て中のママパパにくつろいでいただける「ラウンジ」と、ラウンジの隣に併設された「スタジオ」では小さなお子様と一緒に参加できるレッスンが開催されています。

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