アドバイザー紹介
妊娠・出産・育児 - 育児

乳幼児や児童を対象とした音楽イベントを開催

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おとぴよ

潤賀 貴代美

国立電気通信大学 電子物性工学科卒業。卒業研究テーマは「自動作曲の研究」
卒業後、情報システム系の企業にて、システムエンジニアとして5年勤務
交通システム、電子カルテシステムなど幅広く開発・改修に携わるも、序々に「自分らしく生きるとは」という問題に直面し、いちばん自分らしく表現できるピアノ奏者としての道を進むことを決意

<ピアノ演奏歴>
4歳より ヤマハ音楽教室幼児科にてピアノを始め専門コース上級科へと進み、作曲・編曲・アンサンブルを学ぶ。尺八、ヴァイオリン、フルート等と多数共演。
2009年6月に男児を出産後、育児に追われながらも一つ一つのコンサートでの「一期一会」を大切に、精力的に演奏活動を展開している。

なぜこの仕事につこうと思ったのか、この仕事の楽しさ・やりがいなどを教えてください

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人生の中で、ふと立ち止まって考えた時に、「私はこのままで後悔のない人生だったといえるかな」という強い思いでした。大学を卒業して企業に勤め、安定・自立した生活を送ることしかイメージできなかった学生時代。それが叶って幸せなはずの毎日なのに違和感ばかり。しかし視野を広げると、もっと自分に向いている活躍の場があるという事に気づくことができたのです。
音大出ではない私が、この世界に飛び込もうとするときに多くの障害がありました。まだまだ封建的な業界です。それでも音楽が好きだという強い思いがあったから、ここまで続けてこれました。
息子を出産し育児をする中で気づいたこと。いかに子育て真っ最中の母親にも配慮した生演奏が少ないことか。それは乳幼児を連れていけるコンサートの少なさと比例します。それを実感し、『おとぴよ』という活動を是非充実させたいと強く思いました。
息子が生まれて間もなく経験した、実母の死という出来事によって、いかなるときも闘病しそれを支え続けている人たちがいるということを知りました。自分のライフワークとして、いつかそのような方たちに安らぎの時間を過ごしてもらえるような演奏を届けたいという夢があります。
形のない音楽というものだからこそ、喜びのお言葉が本当に有難いのだと思います。

現在の活動内容について教えてください

『おとぴよ』という音楽ユニットで、乳幼児や児童を対象としたコンサートや音楽イベントの企画、運営をし、その中でピアニストとして活動しています。
『おとぴよ』では、クラシック・童謡などをヴァイオリン、フルート、ピアノの生演奏を中心に楽器の紹介や楽器にちなんだクイズ、実際に楽器に触れてみる体験を通じて音楽に親しめるようなイベントを開催しています。イベントは、BGMに演奏や歌を取り混ぜながらの人形劇、絵本の読み聞かせ、手遊びなど歌って踊ってみんなで参加できるような構成となっています。
演奏以外の業務としては、イベントで使用するペーパーアイテムを作ったり、チラシ、当日配布するプログラム、当日の内容の手遊びなどを載せ、家に持ち帰って両親と共に家庭でもできるような資料を作成しています。

『おとぴよ』以外の活動では、演奏の依頼をいただいてピアニストとして活動しています。子どもがまだ小さいので定期的な演奏活動は難しく、月に2,3回、尺八とピアノデュオやヴァイオリン、フルートとピアノのトリオなど様々なスタイルで老人ホームや小さな子ども向けのイベント、レストランでのライブなどの演奏活動をしています。演奏場所は、クライアントさんからのご紹介や、イメージに合うピアノのあるお店を探して直接営業活動を行い、コンサートを開催させていただいています。
その他に、1歳、2歳児を対象としたリトミック教室での教師としての活動も行っています。

システム関係のお仕事からの転身の経緯をお聞かせください

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大学進学の際に、音楽の道も考えたのですが、当時はまだ音楽でどのように世界が広がっていくのかイメージがつかなかったため、得意分野であるコンピュータの仕事に興味を抱き、理系の大学に進学し、卒業後はシステムエンジニアの職に就きました。
幼いころからピアノの稽古を続けており、学生時代は本格的に学んでいたため、社会人生活の中でも音楽は自分の中で大切な存在でした。社会人になって知り合う人たちにも音楽を通じて知り合う人が多く、仕事は音楽とは関係がなかたのですが、常に身近に感じていました。
システムエンジニアとしての仕事は大変多忙であり、平日土日問わず働きづめでした。そのような生活では音楽を楽しむことが難しかったため、4,5年経ったころから徐々に音楽を仕事にしたいと考え始めました。
そこで、結婚式でピアノ演奏を行うブライダルプレーヤーという仕事のオーディションを受け、合格したことをきっかけに音楽の道に転身することにいたしました。
しかし、当時は周りに音楽関係の知り合いがおらず、どこにどう出向いて仕事を見つけて広げていけばいいのか分かりませんでした。最初にオーディションを受け、事務所にも所属しましたが、その後独立し、インターネットで自分に合った仕事や団体を探し出して仕事につなげていきました。自分で動くことによって、世界が広がり新たな人脈作りもでき、そこで『おとぴよ』のヴァイオリニストでもある進藤とも出会いました。                              
私は大学以降音楽とは別のことを学び、職業にしてきていましたので、学生時代も専門的に音楽を学び続けた方の多い世界で音楽を仕事としていくことに戸惑いもありました。しかし、別の業界にいても音楽を支えにしてきて、音楽への情熱を大切に再び音楽と深く関わっている経緯を私の個性とし、今後も大切にしていきたいと思っています。

育児をしながらの音楽活動をする生活で工夫されていることはありますか

現在子育て中の主婦でもある私の生活は「時間が足りない」の一言に尽きます。家事をしながら頭の中では明日のコンサートのMCの内容を考える、など「ながら」家事で効率を高めています。また、家事の合間の10分間の時間で何をしたいか頭の中にリストアップし、空き時間を利用して仕事のことを考えたり、翌日の準備を進めておくなど、時間を無駄にしないよう心がけています。
そのような中でもピアノの練習はなかなか時間を取ることが難しいので、子供が寝た時間や、音が気になるような時間帯には電子ピアノで練習するなど、細切れになってでも要点をピックアップして練習するようにしています。

将来の夢、目標をお聞かせください

私が子育てをしている母親として、自分からの積極的な働きかけがないと同年代の子どもや親が知り合うきっかけが少ないと感じましたので、『おとぴよ』の演奏会を通して子どもも親も新しいコミュニティができれば、と願っています。
また、私の母が病気を患い亡くなった時に、それまでは気付けなかったのですが、クリスマスなどみんなが楽しく過ごす行事などのときにも闘病中の人や看病する家族は実は多くいます。そのような人たちも音楽を通して行事を楽しんだり、癒されたりする機会があると良いと思いました。私は音楽を演奏することで、そのような方々の支えとなれるような活動を生涯をかけて長く続けていきたいと思っております。

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おとぴよ

スタイル

演奏会

ホームページ・ブログ http://ameblo.jp/otopiyori/
詳細

『おとぴよ』は、
プロの演奏家と元幼稚園教諭・保育士で構成される、新しいスタイルのグループです。
幼稚園・保育園での演奏会やイベントの企画も行い、本格的な演奏を身近に聴きながら、
楽しい手遊び・読み聞かせなど、おとなもこどもも楽しめる多彩な内容で音楽をお届けしています♪

潤賀貴代美ブログ「ピヨニストのぴママな生活」 http://rakura-music.sblo.jp/

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演奏のご依頼やお問い合わせ先(お気軽にお問い合わせください♪)
おとぴよ事務局
E-mail:otopiyori@yahoo.co.jp

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