アドバイザー紹介
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フリーのイラストレーターとして作品の制作・販売等にて活動

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フリーイラストレーター

長谷川 めぐみ

私立愛知女子短期大学人文学科・英米語学科専攻を卒業後、大阪芸術大学付属大阪美術専門学校デザイン学科にてイラストレーションを専攻。

雑貨メーカー「生活選手」に就職し、雑貨デザイン、卸売に携わり5年勤務した後、大手幼児教室2社にて工作セットの企画制作、材料調達、教材イラスト作成や木製知育玩具店での販売を経験。
幼児教室での勤務を通しておもちゃについても知識を深める。

現在は建設会社でのOL勤務の傍ら、知人友人からの依頼を中心にイラスト作成や年数回の展示等のための作品制作、作品販売、イベントチラシデザイン、地域かわら版のカットやタイトルロゴの作成等を続けている。

活動内容を具体的に教えてください

アドバイザー画像その 2

現在、平日昼間は会社員として勤務し、退勤後の時間や休日などの空き時間を利用して制作活動をしています。
幼児教室で教材を作っていた縁で主に子ども向けの教材イラストを描いたり、音楽イベントなどのチラシ用のイラストデザイン、イラスト素材としての依頼やフリーペーパーなどのレイアウトを担当することもあります。年に数回、企画から携わり開催する合同展の作品作りも行っています。
また、販売物も作製していて、東京深川のカフェや、博多や秋田、葉山の美術館で販売しているマッチ箱のデザイン、イラストを提供しています。


作品展への出品は合同展、美術館のクリスマス展に作品を出しています。その際はイラストだけでなく、イラストをアレンジした製品20種類ほどの作品を出展しています。
マッチ箱のデザインは私が架空の街を想定して、その街の商店のデザインを考えて作るなどしているので、街の世界の広がりと共に作品の種類は豊富になっていきます。
自分で行う創作活動と依頼を受けて行う制作のバランスは、依頼の作品については期限があるのでその中で一気に集中して行いますが、自分の創作は常に頭の片隅で考えていて、アイディアやデザインが思いついたときに描いてみたり作ってみたりしていますので、仕事以外の空いている時間のほとんどを費やしています。

なぜ、デザイン、イラストレーションを本格的に学ぼうと考えたのか教えて下さい

イラストは学生時代から長い事やりたいと思っており、造形も絵も好きで、深く学びたい気持ちはあったのですが、高校卒業後の進路を考えるときにはまだ専門的に進む決心をしておらず、進学した短大では英語を専攻していました。
短大を卒業し就職する段階になった時に、やはりイラストについて専門的に勉強してみようと思い、大阪にある専門学校に通うことにしました。

専門学校では手描きの商業デザイン、工業デザイン、デッサンなどを広く専門的に学んだ後、興味を持っていた雑貨の道に進みたいと考え、東京にあるもともと好きだった雑貨専門会社に自分から電話で連絡を取り、就職することになりました。
就職した雑貨専門会社は少人数のこじんまりとした会社だったこともあり、商品企画、デザイン、製作の発注、最終的な発送まで幅広い業務を通して一つの作品に関わることができました。自分の描いた作品が出来上がり発送されていく過程に携わりながら見ることができる経験は勉強になりましたし、嬉しい事でもありました。
自分からアクションを起こして就職した会社ですが、この会社を知ることになった経緯は、名古屋や大阪にいたときに気になる雑貨店、手に取る雑貨に共通していた会社がこの会社だったことにあります。私の心が動いた物はどのような人たちが作っているのだろう、と興味が湧きました。


こちらの会社で5年働いたのち、大手幼児教室に転職しました。
今まで関わる機会のなかった初めての業界でしたが、これまでの経験に新しい経験を重ねられると思い転職を決めました。
幼児教室での工作セットの企画、製作は、前職で得た素材についての知識や、素材屋さんメーカー、加工業務や製作依頼先などについて知っていたことが役に立ちました。
また、幼児教室の教師の方々と共に教材づくりに携わることができ、世界が広がりました。
勤務している内に幼児教室の運営会社が木のおもちゃと知育玩具のお店をの経営を開始し、私は店長としておもちゃを専門的に勉強する機会をいただきました。


店長としておもちゃの知識を深めていた頃、おもちゃコンサルタントの資格も取得しました。私の世界も広がっていた頃、別の知育玩具を扱うおもちゃ屋さんを運営する方と知り合い、より様々な経験を得るためにその方のお店へ転職しました。
入社後しばらくは店舗でのおもちゃ販売や系列幼児教室の教師の方とのコミュニケーションにより教材販売の詳細を教えていただきました。教室で使う教材作りのお手伝いもしていましたが、前職場での工作セット製作や教材イラスト業務を活かせるよう、幼児教室部門を運営する会社へ出向し、専門的に教材作りに携わるようになりました。
同じ業界のそれぞれ大手の企業で、初めに考えていた以上に幅広い経験を積むことができ、私のキャリアにもプラスになりました。

現在はどのような作品作りをしていますか

アドバイザー画像その 3

子ども向け教材は個人で教室運営をしている先生だけではなく、学習支援施設や幼児教室勤務の方からの依頼に合わせ、イラストを素材とした50音の絵カードや教材の素材を作製しています。
他には、販売物のパッケージデザインやイベントのチラシ作製、地域で配布される地元向けのフリーペーパーに素材の提供をしたり、時にはコラムを書くことも行っています。
教材に関してはメールでのやり取りが中心で、イベント関係は人との直接のお付き合いが多く、さまざまなコミュニケーション方法を通して勉強になることばかりです。
また、最近は輸入ワインを専門にしたワインバーのメニューにも作品を採用していただくなど、活動範囲が広がっています。

個人で仕事をするようになって感じることについてお聞かせください

雑貨専門会社、幼児教室2社での経験を経て現在は異業種のOLをしながら自分の時間を制作活動に充てている生活ですので、時間の使い方や精神的にも自由で制約がないという良い面を感じています。
幼児教室ではやはり子ども向けの作品という事で求められる雰囲気や内容に型のようなものがあり、あまり個性的でないことが求められます。そのような作品作りの楽しさも感じていましたが、より幅広く、自分の感性を活かした作品作りがしたいという思いも抱いていました。


いまは知り合いからの依頼が多いので、求められるものもわかりますし、私の作風を理解した上での依頼なのでカウンセリングを進めながら相手の要求に答えられることが喜びになっています。
相手に合わせながらも自由に自分の個性をだして考えながら作る工程を楽しめています。
自分での作品作りについては何も制約がない分、どのような方向で進めようか迷ってしまうこともあり、漠然とでも何かテーマや課題を考えています。

大好きな雑貨の仕事や幼児教室での経験、様々なデザインのアルバイトを経たいま、昼間の仕事にも集中し、その他の時間を自分で好きな事をしながら使えるというようにオンとオフの切り替えができる生活になったのが私に合っているのだと思います。
また、お金をいただく仕事だけでなく、ボランティアとして無料で受ける仕事もあり、そちらもとてもやりがいを感じられます。
OL業務を始める前はデザインや絵の仕事にこだわっていたので、私には分からない世界の商品の依頼に戸惑い、行き詰ることもありました。


特に、スポーツライセンス雑貨のデザイン、消臭剤など生活用品のパッケージデザインなど、デザインに制約や決まりの多い仕事もあり、一から自分で考えてデザインするものばかりではありませんでした。そのような時期は、デザインをしているというより、パズルをはめ合わせているように感じてしまい自分の好きなデザインを楽しむことがどんどん減ってしまっていました。
そこで、あまりこだわらずにいこう、と気持ちを切り替えていたところタイミングよく現在昼間に働いている仕事を紹介され、生活スタイルを変えることができました。
いまは私にとって良いペースで仕事をすることができていると感じています。

将来の夢や希望をお聞かせください

これまではこの内容で満足していましたが、今年の春に房総で開催された様々なジャンルの参加者のいるアートフリーマーケットに初参加したところ、プロの多い環境に刺激を受けました。
私は今年はマッチ箱を出品しましたが、多くの方から反響をいただくことができましたので、今後は出品できる作品を増やして世界を広めて展開していきたいと思っています。
自分の作品を販売して多くの方に知っていただきたいという気持ちもありますし、依頼を受けて製作する教材やイラストは大切に続けていきたいです。

教材やイラストの仕事は自分のスキルのためにもできる限り続けていきたいと考えています。
多くの方に作品に触れていただくために、フリーペーパーや顧客の方が載せてくださるホームページ画像などだけでなく、自分でもインターネット上に掲載していけると良いと思います。

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