目と香りで楽しむ新しいフラワーアレンジメント「Flantesse」フラワーアーティスト
中居 美和子
デンマークのデザイナー「ニコライ・バーグマン」氏の下で、 チーフデザイナー・店長を務めChristian Dior、CHAUMETフォーシーズンズホテルなど一流店を飾り、ファッション誌にも度々アレンジを提供し、その後独立。
北欧のスタイリッシュなデザインと、独特の色使いで定評がある。
「レクサス」「集英社ビューティハウス」「TBC」などディスプレイ等多数。
株式会社Precient内にプライベート・ラボを設立。
2010年、株式会社Flantesseを設立。
株式会社日本カラーデザイン研究所 21期生。
現職に就かれるまでの経緯やきっかけは?
学生時代は生物や細菌について専攻していて、卒業後は食品メーカーに就職し、食品の発酵に関する職に就いていました。働きながら夜間、花の専門学校に通い、卒業と同時に食品メーカーを退職しました。その後、ドライフラワーやプリザーブドフラワー教室の講師を数年務めたあと、生花のデザイナーの元、経験を積み独立しました。
食品メーカーにお勤めの中、なぜお花の道を選ばれたのですか
子どもの頃から花や植物を愛していた祖父母や両親の影響でお花を身近に感じていました。
職業にするという発想は当初なかったものの、自分に影響をあたえているともいえる花を通して形に残したい、ものづくりをしたいと考え、フラワーアレンジメントの道を選びました。
お花とアロマの組み合わせという考えはどのようにして浮かんだのですか?
アロマリサーチャーの金井啓子さんが、当時、アロマを生花につけるという特許を持っていたのですが、金井さんのアロマの知識と私の生花の知識と組み合わせることで新しいものを生み出すきっかけになるのではないかと思いました。
天然のオイルと生花というこれまでにない価値観を生み出す為に、1年半~2年間を要し、商品化へとこぎつけました。
花の中には香りの弱いものも多く、その特色を活かして新しい価値観を伝えたかったからです。
近い将来、またその先の夢は何ですか?
今の業態で4年が経っていますが、未だにオリジナルのものとなっています。これは、手間、技術、工夫が必要とされるからだと考えています。今後も他にない、オリジナルのものを追求していきたいと思っています。より多くの人の手にとってもらえるよう、取引先を増やしていく努力もしていきたいと思います。
株式会社フランテッセ 代表取締役
スタイル | アトリエ・オフィス |
ホームページ・ブログ | http://www.flantesse.jp/ |
詳細 | 中央区八丁堀3-17-16 セントラル京橋三立ビル別館903号 |
PR | ご自宅や会社に花を飾ったら、気持ちのいい空間になったという経験をお持ちの方は また、フランテッセでは独自に開発した アトリエでは個別のご相談や電話での全国配送も承っております。ぜひ一度HPをご覧ください。 |
もの創りの素材として花を選んだのは、
限りある命の一瞬の美学に心を奪われたのがきっかけでした。
花の世界に入ってしまえば、その魅力のとりこになるのに
時間はかかりませんでした。
花のもつ強い生命感、花が織り成す無限の色の世界、
花それぞれがもつストーリー、
数えたらきりがない位のものにすっかり魅せられてしまいました。
花と人のかかわり方には色々なものがあり、
その時々でやりがいを感じる場面は違ってきますが、
いつでも求められる以上のものを提供したいと思っています。
シンプルですが、その結果満足していただけることこそが、
私のやりがいだと考えています。